F-5F 編號「5391」 序號「30117」
台湾空軍は、F-5E/Fを306機生産して使用した世界最大のタイガーU使用国である。その数は全世界のF-5E/Fの25%に相当した。台東基地は、その中でも最も多い所有数を誇っていたはずであり、特に訓練に使える複座のF-5Fの数は台湾空軍各飛行隊で最も多かった。最後に生産されたF-5Eは、1986年12月9日であり 2016年12月の時点ですでに30年が経過している訳であるが、元々飛行時間を制限しながら使っていたため、まだまだ飛行時間を消化していない機体も多いはずで戦略的な備蓄としてモスボールされていると思われる。(2016年12月 記)
台東基地の航空祭に展示されたF-5E編號「5198」と「5224」。両機共に黒鼻の初期レーダーノーズコーンをつけている。台湾ではF-5Eの最新機は、大陸に直面する第4大隊と第5大隊に配属させていた為、訓練生の多い台東では古い機体が多かった。